【警笛】紫外線ダメージは、室内で1日過ごすと真夏のビーチ並みに!

紫外線量が一気に増える5月。室内で過ごすからと油断してUVケアを怠ると、シワやたるみの原因となる光老化の影響をまともに受けてしまうから要注意!室内での日焼けを防ぐために必要なことを紹介します。

ドクターシーラボ 研究員開発部長
林田 元治

研究開発30年以上の大ベテラン。スキンケアからヘアケアまで、キレイになるために必要な知識が豊富。

室内でも容赦なく降り注いでくる紫外線で光老化が加速します

1年中、地表に降り注ぐ紫外線ですが、その量は5月に急上昇し、真夏並みのレベルに達します。

室内で過ごしていれば大丈夫と思うかもしれませんが、屋外で直射日光が当たる場所の紫外線量を100とすると、部屋の中でも窓辺は約80。紫外線の中でも波長が長いUV-A(紫外線A波)は曇った日でも窓ガラスやカーテンを難なくすり抜けるだけでなく、室内で乱反射を起こして肌にダメージを与えます。

そんな状況下で1日中過ごすことは、真夏のビーチに数分間いるくらいのダメージを受けると言われています。

紫外線を浴びると、シミの原因となるメラニンの生成を活発にさせるだけでなく、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンなどの弾力線維を徐々に変性させて、シワやたるみ、毛穴の開きといった肌トラブルの原因になります。

さらに加齢で抵抗力が弱まった肌は、紫外線のダメージをより受けやすくなることがわかっているので注意が必要です。

屋外と室内の紫外線による影響を比較!

紫外線に反応して色が変化する水性顔料(黄色)を白い厚紙に塗布し、屋外と室内にそれぞれ30分放置。屋内は曇りガラスの窓際に置いたにもかかわらず、わずか30分で薄い黄色に変化!屋内にも紫外線が容赦なく差し込んでいることがよくわかります。

紫外線(UV)を受ける前

屋内(窓際)に放置した30分後

※曇りガラス窓

屋外(日向)に放置した30分後

朝は日焼け止め、夜は保湿ケアでダメージを軽減する

白い肌をキープするには、できるだけ紫外線を浴びないように工夫をすることが大切です。屋外では帽子や日傘、日焼け止めを塗るなどの対策に敏感な方でも、室内だとつい油断しがちになります。室内で過ごす日も、朝のスキンケアに「日焼け止めを塗る」という工程をぜひプラスして欲しいですね。

最近の日焼け止めはUVケアだけでなく、スキンケア効果を兼ね備えたものが多くなっており、クリームやゲルタイプなどテクスチャーも豊富なので、季節や好みに合わせて使い分けるのもおすすめです。

そして顔や首だけでなく、デコルテや腕、脚などの全身にも塗りましょう。紫外線は一度浴びると活性酸素が体内に増え続けてしまうので、夜はゲルなどで保湿して、紫外線ダメージをその日のうちにリセットするようにしましょう。

ほかにも、抗酸化作用のあるアスタキサンチンやリコピンを含んだ食事を意識したり、ビタミンCと同時に摂取すると効果が高まるビタミンEをサプリメントで補給することも有効です。

また、部屋にいるときでも、紫外線から肌を保護するUVカット繊維でできた洋服を着用するといいでしょう。

スマホやテレビなど電子機器のブルーライトが肌老化を加速させている!

スマホやパソコンがブルーライトを発していることは、もう皆さんご存知かと思います。ブルーライトはUV-Aに近い性質を持つので、たくさん浴びると紫外線同様にシミやシワをつくり出す原因になります。

それと同時にブルーライトはドライアイや目のかすみを引き起こし、悪化すると網膜を傷めてしまうこともあります。部屋にいると、自然とスマホやテレビ、パソコンを見る時間が増えてしまうので、気になる人はブルーライトを防ぐ液晶保護シートやブルーライトカットメガネなどを活用しましょう。

また最近では、ブルーライトをブロックする日焼け止めもあります。こうした便利なアイテムを上手に活用しながら、室内での日焼けを防ぎましょう。

【Check】室内での日焼けを防ぐ予防アイテムに注目!

UVカット仕様のカーテンで紫外線ブロック

黒や紺など濃い色や遮光カーテンが効果的ですが、部屋全体が暗くなってしまうのが難点。最近はUVカット効果のある素材を使用したレースカーテンやサンシェードがあるので活用してみて。

紫外線を99.5%カットする窓ガラスフィルムも!

窓から入り込む紫外線を防ぎながら、室内を明るく快適にしたいなら窓用UVカットフィルムが便利。貼っても目立たず、剥がすのも簡単な弱粘着タイプもあるので、賃貸住宅でも安心して使えます。