こんな症状は肌の乾燥が原因かも。くり返す肌あれには肌の立て直しが急務です!

カサカサゴワゴワヒリヒリ赤み粉ふき

いつものスキンケアをしているのに不調を感じる…。それは肌からの注意信号。油断をしていると加速度的にトラブルが深刻化してしまう時期だから、今すぐトラブルに打ち勝つ術をシロノクリニック・笠井先生に伺いました。

教えていただいたのは
シロノクリニック銀座院 副院長
笠井 美貴子

丁寧なカウンセリングと豊富な知識に基づいた治療で、患者さまからの信頼が厚い。乾燥トラブルからエイジング悩みまで、ライフスタイルを含めたトータルな美容医療に定評あり。

乾燥による肌あれがさらなるトラブルを呼ぶ

「肌がヒリヒリする、赤みが目立つ…など、いつもとは違う肌状態を感じたら乾燥が進行している証拠。慢性化しないように適切なケアが必要です」と笠井先生は話します。

「11月以降は急激に気温・湿度が低下しますが(図1参照)、特に湿度が肌の乾燥に影響します。湿度が低くなると角層の水分が蒸発しやすく、肌は乾燥していきます。乾燥して角層の状態が乱れた肌はバリア機能が低下(図2参照)。より水分が失われて乾燥が進むだけでなく、刺激にも敏感になってさらに肌があれ、炎症や湿疹などが起こりがちに。これが慢性化すると“負のスパイラル”に陥ります。結果、バリア機能が低下した状態で紫外線などのダメージを受ければ、シワ・たるみなど、より深刻な肌トラブルを招くリスクも高まります

乾燥が進んで肌あれした時は保湿に重点を置いたケアを

「肌あれが進行してしまった時は、美白やエイジングケアなど積極的なケアは一旦休止し、保湿成分をたっぷり与え、肌に負担をかけないケアに切り替えることが必要です。

例えば肌の水分蒸散を防ぐ「セラミド」や、水分を吸湿して肌内の水分を保つ「ヘパリン類似物質」などを配合したもので角層をしっかりうるおし、健やかな状態に整えていくようにしましょう。また肌の外からだけでなく、水分を積極的に摂ったり、サプリメントなどでビタミン類を補給したり体の中からのサポートも大切です。

さらに肌を乾燥させないため、肌環境にも配慮を。冬の室内は相当湿度が低いので、加湿器を活用していくと効果的です。それでも肌あれが悪化して湿疹などができてしまったら、それ以上悪化しないように早めにクリニックを受診しましょう」