【花粉症歴20年の女医が教える】花粉症対策①

「肌があれる」「カサカサする」などの悩みが続出する花粉の季節。花粉症歴約20年の私は、医師ならではの知識で花粉のシーズンを乗り切っています。

シロノクリニック銀座院 副院長
笠井 美貴子 先生

丁寧なカウンセリングと豊富な知識に基づいた治療で、患者からの信頼が厚い。ニキビをはじめ、たるみなどのエイジングケアまで、ライフスタイルを含めたトータルな美容医療に定評あり。

「花粉による悩みをできるだけ抑えるには、とにかく早めに対策を打つことが大事。

花粉症との付き合いが長い私は、早い時期から対策をとることで、以前より花粉シーズンをラクに過ごせるようになりました」とシロノクリニックの笠井先生。

そこで笠井先生ご自身が実践している“早めの対策”について具体的に教えていただきました。

症状が出る前から抗アレルギー薬を飲み始めます

「まず心がけているのは、花粉が飛び始める前やアレルギー症状が軽いうちから、抗アレルギー薬を飲むこと。

これは、かゆみなどのアレルギー症状が出るのを遅らせたり、緩和することができるからです」(笠井先生)。

中には症状が出る前から薬を飲み始めることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、「症状が酷くなってから飲むと薬の効きが悪くなり、不調が長引くケースも。

症状が現れてから薬を飲んでいる方は、薬を飲み始める時期を見直してみるのもおすすめです」(笠井先生)。

スキンケアも早めに保湿重視のお手入れに切り替えます

肌がムズムズ、カサカサを感じやすい時期なので、スキンケアの見直しも早めに行っているという笠井先生。

「普段のスキンケアでは美白ケアも取り入れていますが、肌が花粉で刺激を受けやすいこの時期は、美白成分を使ったお手入れは一旦お休み。 肌への優しさと保湿を重視したお手入れにシフトします。

肌がうるおいで満たされていると本来のバリア機能が働くため、セラミド配合の保湿ケアを十分に行うことを心がけています」(笠井先生)。

そして、ささいな肌の不調も見逃さないことが重要です。

「クリニックに来られる花粉症の患者さんの中には、目の周りや頰骨などの肌に赤み、かゆみ、かさつきの症状が出る“花粉皮膚炎”を起こしている方も。これらの肌の炎症はくすみやシミの原因につながるので、一時的なものと思って放置せず早めにケアすることが大切です」(笠井先生)。

花粉による肌あれは女性にとって大きなストレスの要因に。

そこで、肌あれ対策について笠井先生にさらに詳しく教えていただきました。スキンケアだけでなく、体内ケアやバリアケアなどを総合的に取り入れている笠井先生の5つの習慣、ぜひ実践してみてください。

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笠井先生がすすめる
花粉症対策のポイント