日本のローフード、
梅干しで元気な毎日

健康通信 6月号

疲労回復だけじゃない!
驚くべき梅干しパワー

梅干しは日本人の食生活の原点。古くから家庭に常備され、お守りのように子供からお年寄りまで、家族全員の健康と元気を支えてきました。塩で漬け、天日干しで作られた、昔ながらの酸っぱい梅干しには、疲労回復や体調を整えるだけでなく、美容やダイエットにもいい効果が秘められています。そんな梅干しのパワーが、再び注目を集めています。今年は自家製の梅干し作りに挑戦して、梅干しのさまざまな恩恵を実感しましょう。

梅干しの酸味には、
どんな力があるのでしょうか?

梅干しの健康効果は、酸味のもとであるクエン酸によるものです。
体にいいのは、思い浮かべただけで唾液が出るほど酸味の強いもの。
無添加で、クエン酸を多く含む梅干しを選ぶことが大切なポイントです。
天然のサプリメントと言われる、梅干しのパワーを知りましょう。

Power 1
疲労を素早く回復し、
疲れ知らずに

私たちの体には、「クエン酸回路」という仕組みがあります。
これは体内のエネルギー代謝を活発にし、疲れの原因となる乳酸などを分解して、体外に排出する働きです。
梅干しを習慣的に食べている人は「クエン酸回路」の循環がよくなり、疲れにくい体になると言われています。

Power 2
カルシウムの吸収を促進して、
骨粗鬆症に役立ちます

梅に含まれるクエン酸には、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。
チーズや牛乳、小魚など、カルシウムを含む食品と一緒に食べると、カルシウムの吸収効率がアップ。
梅干しはお年寄りだけでなく、子供にも積極的にとってもらいたい食材です。

Power 3
世界で初めて発見!
梅干しでインフルエンザを予防

梅干し由来のポリフェノール「エポキシリオニレシノール」に、インフルエンザウイルスの増殖を抑制する効果があることが、和歌山県立医科大学の研究で明らかに。
このほか、梅酢に含まれる梅酢ポリフェノールにもウイルスの感染を防ぐ作用があることが分かりました。

Power 4
胃がんと関わりを持つ、
ピロリ菌の活動を抑制

ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃炎や胃潰瘍、胃がんなどの原因として知られ、日本人の約半分が感染していると予測されています。
ピロリ菌の動きを抑制するのが、梅に含まれる梅リグナンという一種の抗酸化物質です。
大粒の梅干し5個を食べると、約半数のピロリ菌が死滅すると言われています。
梅干しを料理などに取り入れて、ピロリ菌予防に役立てましょう。

Power 5
制菌・抗菌効果で、食中毒予防

梅に含まれるクエン酸の抗菌作用は、黄色ブドウ球菌や病原性大腸菌O-157、サルモネラ菌などの食中毒の予防に。
日の丸弁当や梅干しのおにぎりが、その代表的な例。
夏場や長時間持ち歩くときは梅酢をご飯に混ぜて炊くと、梅干しとのダブルパワーで効果がよりアップ!

Power 6
脂肪燃焼効果もあり⁉︎
ダイエットの注目成分

梅干しに含まれているバニリンという成分は、脂肪燃焼効果があることで注目されています。
またクエン酸はエネルギー消費を上げる働きがあるため、余分な脂肪をつきにくくします。

Power 7
生活習慣病が気になる人の
天然サプリメント

梅干しの成分には糖質の吸収を阻止し、急激な血糖値の上昇を抑える働きがあります。
これはダイエットに効果があり、糖尿病も予防します。
また、血圧上昇のホルモンを抑制し、血液をサラサラにする働きも期待できます。
気になる塩分も1日1個程度であれば、影響はないと言われています。

※高血圧の人は医師に相談してください。
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