コーヒーはヘルシー飲料
1日3杯で、きれいと健康を!

健康通信 5月号

有害だと思っていたカフェイン
実はとても健康にいいんです!

カフェインを含むコーヒーは体に悪い、と思っていませんか。
ところが最近、コーヒーが美容や健康にいいことがわかってきました。脂肪をどんどん燃やし、太りにくくなる、血糖値の上昇を抑え、がんや認知症の予防効果も期待できるなど、コーヒーは天然のヘルシードリンクです。
コーヒーパワーを最大限に引き出すには、1日3杯を習慣に。
おいしいコーヒーブレイクで、いつまでも元気ときれいを保ちましょう。

監修/安中千絵 取材協力/UCC上島珈琲株式会社

コーヒーのどんなところが、
体にいいのでしょうか?

「コーヒーがどうも体にいいらしい」と言われるようになったのは、コーヒーに含まれる有効成分、コーヒーポリフェノールの一種、クロロゲン酸やカフェインの働きが解明されたからです。
美と健康をバックアップするコーヒーの代表的な成分など、その自然の恵みのパワーを知りましょう。

クロロゲン酸

強い抗酸化作用があり、脂肪の蓄積や血糖値上昇を抑えます

コーヒーの飲用が糖尿病やがん、認知機能の低下などの予防をはじめ、脂肪の蓄積を抑え、ダイエットにも有効な働きがあるという研究成果が報告されて注目を集めています。
そのスター成分が、コーヒー豆に豊富に含まれている、クロロゲン酸(ポリフェノール)です。
強い抗酸化力をもつクロロゲン酸はカフェインの量よりも多く、コーヒーの色や苦味、香りの元となっています。
コーヒー1杯(約150mL)には約280mgのポリフェノールが含まれ、これは赤ワインとほぼ同じ摂取量に匹敵します。
1日に理想的なポリフェノールの摂取量は、約1000~1500mgと考えられています。
ポリフェノールをしっかり摂るためにも、コーヒーは欠かすことのできない健康飲料と言えます。

カフェイン

基礎代謝を活発にし、脂肪燃焼などの
ダイエット効果も

コーヒーは覚醒や解熱鎮痛、倦怠感、頭痛に対するさまざまな薬効があります。
もともとコーヒーの飲用は、薬として始まったと言われています。
カフェインは摂取後、約30分で脳に到達し、計算力や記憶力などの向上に役立つそうです。
特に女性に嬉しいのは、脂肪燃焼や代謝率を高める効果がある点です。
例えば、3時間おきにコーヒー1杯を3回飲んだ場合、上昇する代謝エネルギー量は1日で約30kcal。
これを1年で計算すると、コーヒーを飲むだけで体重が約1.5kg減ることが期待できます。
上手に利用すれば、ダイエットの近道になります。

ニコチン酸

焙煎によって増え、糖質代謝促進や中性脂肪を減少

ニコチン酸はビタミンBの一種で、ナイアシンの一種です。
ニコチン酸は深煎り豆に多く含まれ、コレステロールや中性脂肪を低下させ、糖質代謝促進や血流をよくする作用があります。
生豆には、認知症予防効果が期待されるトリゴネンという成分が含まれますが、焙煎によって失われ、ニコチン酸に変化します。
トリゴネリンを有効活用するなら、200度以下の浅煎りがおすすめです。

アディポネクチン

善玉ホルモンと言われ、特に糖尿病予防に
力を発揮します

コーヒーを飲む習慣がある人は、病気を予防すると言われている善玉ホルモンのアディポネクチンの血中濃度が高いことが報告されています。
このホルモンは脂肪酸の燃焼や糖の利用促進、炎症の抑制など、体にいい働きをたくさんもっています。
今では、糖尿病やメタボリックシンドローム、動脈硬化や心臓病などの発症リスクが低いことも明らかになっています。

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